松山ITM本社ビル - ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)- 建築紹介・建築探訪録        

松山ITM本社ビル

           
0097:松山ITM本社ビル メイン

0097 - 松山ITM本社ビル
竣工:1993年
設計:伊東豊雄
住所:愛媛県松山市東石井1-7-13

皆様どうも. 前回は松山市から少し離れた場所に建つ「伊丹十三記念館」をご紹介しましたが、今回はその記念館から駐車場を挟んですぐの場所にあるオフィスビル 松山ITM本社ビルをご紹介しようと思います. この建物は今年学会大賞も受賞された世界的建築家 伊東豊雄氏が手がけたビル建築にして、四国本土では唯一の設計作品となります. 伊丹氏の記念館に行ったのならばセットで見ておきたいオフィスビル建築です.
0097:松山ITM本社ビル 外観全景

0097:松山ITM本社ビル ガラスファサード

0097:松山ITM本社ビル アルミファサード

0097:松山ITM本社ビル 裏のファサード

こちらは「伊丹十三記念館」の北側にある駐車場から見たビルの外観です. 『Ichiroku Total Mixture』の頭文字から『ITM』と称するこの企業は、松山に来た人ならは誰もが目にしたことのある愛媛銘菓『一六タルト』の製造会社です. 餡をカステラ生地で巻いて作るロール状の郷土菓子として知られる愛媛タルトの代表ブランド『一六』ですが、その本社を伊東氏が手がけていたというのは驚きです.

道路に沿うように大きくカーブしたビルの窓は、すりガラスと透明ガラスが交互に重なった近代的なファサード. 「MikimotoGinza2」や「TOD's 表参道」などユニークな外観ビルで有名な伊東氏ですが、初期の頃はガラスのカーテンウォールによる堅実な外観が中心で、このビルもその時期に建てられたものです. カーブ部分にはキャトウォークっぽい狭い足場が張り出しているのですが、途中で切れてしまっていて「なぜそこで!」と突っ込みそうになりました.
0097:松山ITM本社ビル 正面玄関方面

0097:松山ITM本社ビル 玄関部を拡大①

0097:松山ITM本社ビル 玄関部を拡大②

こちらは本社玄関方向の外観です. 直方体がドンと突き出たエントランスと思われるボリュームの奥には、先ほどの外観の裏手に該当するとおもわれる正方形状にフレームが組まれたカーテンウォールが確認できます. エントランス真横に3つほど並んだ丸窓は、四角形ばかりのピリッとした雰囲気も相まって可愛らしさが強調された面白いポイントだと感じました.

内観も是非入ってみたいと思っていましたが、私自身は一六の関係者でもないため当然入ることはできませんでした. 内部空間は随所に設けられた吹き抜けが各フロアを繋ぎ、そこから外部の光が緩やかに差し込む面白いオフィスだという話は聞いていたので、いつかご縁があれば… ではでは今回は短めですがここまでで〜


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