【南国美ら海】沖縄県建築マップ - ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)- 建築紹介・建築探訪録        

【南国美ら海】沖縄県建築マップ

           
an12:沖縄建築マップ メイン
(こちらの首里城は『photock』様で提供されているフリー画像です)

皆様どうも. こちらは沖縄県の建築スポットを対象とした建築マップ記事になります. かつて『琉球國(琉球王国)』として栄えた沖縄は「首里城」に代表されるグスクが有名ですが、戦後に建てられた建築にも目を通しておきたいところ. ここでは沖縄本島及び石垣島に建つユニークは建築スポットをマッピングして公開しています. ぜひ建築めぐりのお供としてご利用ください.(※ 現存情報はネット確認です)


【データ最終更新日:2017.3.18. 収録件数:32件(うち非現存:1件)



【ひとこと建築紹介】
A. 大宜味村役場旧庁舎
沖縄北部に位置する大宜味村(おおぎみそん)の旧役場庁舎. 沖縄県下最古のコンクリート建造物として重要文化財に登録されています. 『沖縄のコンクリート建築の父』と称された清村勉による洋館風のデザインは見事. 現在は資料室として整備され一般見学ができます.

B. 今帰仁村中央公民館
赤い列柱が並ぶ沖縄らしい風情が特徴的な今帰仁村(なきじんそん)の公民館は、象設計集団とアトリエ・モビルによって手掛けられたモダニズム建築. コンクリートブロック建築とは思えない風土的なフォルム、芝生のある中庭からの眺めは素晴らしいです.

C. 沖縄美ら海水族館
G. 万国津梁館
H. ホテルムーンビーチ
V. 那覇市新庁舎
Y. 那覇市民体育館
Z. 沖縄県公文書館

沖縄建築の魅力の一つといえるのが、沖縄を本社とするコンサル企業 国建が手掛けた建築作品. 巨大アクリルパネルで話題を呼んだ美ら海水族館や、真っ白な立体格子のデザインが斬新な那覇市の新庁舎など、県の様々な施設を数多く手がける国建建築に注目です.

E. 名護市庁舎
F. 名護市民会館

古代遺跡のようなデザインで建築学会賞を受賞した名護市庁舎は象設計集団の代表作にして庁舎建築史にのこる名作. 赤い花ブロックとシーサーの立ち並ぶファサードは有名です. 国道5号線向かいの市民会館は二基設計によるモダニズム建築になっています.

J. 佐喜眞美術館
R. 那覇市立壺屋焼物博物館
b. 南城市文化センター「シュガーホール」

これらの建物は「沖縄キリスト教短期大学校舎」で建築学会賞受賞暦をもつ那覇市出身の建築家である真喜志好一の設計作品. 列柱が特徴的な佐喜眞美術館、垂直性が際立った壺屋焼物博物館、宇宙船のような大胆なフォルムのシュガーホールなどバリエーション豊かです.

K. 沖縄コンベンションセンター
花びらをイメージしたかのような湾曲する緑屋根が特徴的なコンベンションセンターは「国立京都国際会館」等を手掛けた大谷幸夫(大谷研究室)の代表作のひとつ. 展示棟・会議棟・劇場棟からなる3つの建物はそれぞれ『空・海・洞』をイメージしています.

O. 国立劇場おきなわ
全国で5番目に完成した国立劇場で、伝統芸能の保存・振興を目的としています. メカニカル建築でおなじみ高松伸設計の代表的後期作. 菱形を基調とした緩やかに湾曲するファサードは、沖縄の民家建築に用いられた『チニブ』の意匠を反映させています.

P. 沖縄県立博物館・美術館
琉球王国時代のグスクをイメージした真っ白な外壁を特徴とした県立文化施設. 設計は石本建築事務所と二基設計による共同企業体. ヤシの木を連想させる柱が並ぶエントランスホールも見所です. [ 博物館常設展:410円・美術館コレクション展:310円(それぞれ大人料金)]

Q. 首里城正殿(各施設)
琉球王国の王宮として知られる首里城. 王国時代から存在した王宮は1945年の沖縄戦で焼失し、現在の赤色が特徴的な正殿等の建物は近年に復元・再建されたものです. しかし復元の完成度は非常に高く、琉球王国時代の華やかさが感じられるものになっています.

S. Festival
国際通り沿いに建つ、恐らくは日本最南端となる安藤忠雄設計の商業ビル. 現在は某大手ディスカウントショップになっています. 花ブロックを多用させたベージュ色の外観ですが、竣工当時は打ち放しだったようです. 1階から屋上まで抜けたアトリウムも見所.

X. 那覇市民会館
グスクの石垣を連想させる赤茶色の庇が特徴的な市民会館. 沖縄県出身の金城信吉設計によるDOCOMOMO建築ですが、2016年10月より長期休館に. 建物を見れる期間はあまり長くないと思われます.

a. カトリック与那原教会「聖クララ修道院」
与那原の小高い丘の上にシンボリックに建つ教会建築は、県内で唯一DOCOMOMO100選に選定された名モダニズム建築. 在日米陸軍に所属していた片岡献の設計で、米国屈指の組織事務所『SOM』を経て完成. 聖堂壁面に散りばめられたステンドグラスが見事です.

c. 沖縄県平和祈念資料館
沖縄本土の南端部に建てられた、沖縄戦から復興までの軌跡を展示した博物館. 沖縄戦戦没者の名前が刻まれた『平和の礎』のすぐ北に隣接して建てられた、赤屋根が特徴的な資料館は福村俊治(team DREAM)の設計です. [ 博物館観覧料:300円(大人) ]

d. 石垣市民会館
石垣市の中心部に建つ市民会館は「東京文化会館」「京都会館」を代表作にもつ前川國男の晩年作. エントランス部を打ち放し、ホール部分を赤煉瓦の打ち込みタイルにして外壁を上手く使い分けています.
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

非公開コメント

プロフィール

MATŌ

Author:MATŌ
『ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)』は関西の建築好きが日本全国にある建築スポットを実際に探訪し、感想を交えながら紹介するブログです. 西日本多めです. 今までにご紹介した建築記事の一覧を見たい方はこちらへ→「全国建築マップ

記事掲載や掲載写真等のご希望に関しては、こちらの「メールフォーム」からご連絡お願いします.
記事内の誤字・脱字等がありました場合は、コメント欄でご意見いただけると助かります.


◆ 兄弟サイト ◆

ARCHI'RECORDS@Walkingへのリンク

インフォメーション

2017年4月より更新頻度が激減します.
大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます.

● 写真健全化に伴い、以下の記事の公開を停止します. 健全化が完了次第、公開を再開します.
・「金沢海みらい図書館」
・「福井県立図書館・文書館」

メディア協力

・『近代建築2017年5月号』にて写真提供をさせていただきました.

FC2アクセスカウンター

スポンサーリンク

twitter

facebook

スポンサーリンク