建築紹介 - 神奈川県 - ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)- 建築紹介・建築探訪録        

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

           
0051:神奈川県立近代美術館鎌倉別館 メイン

0051 - 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
竣工:1984年
設計:大高正人
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
賞歴:1985年BCS賞

皆様どうも. 今回は前回に引き続いて神奈川県鎌倉市からのご紹介です. 神奈川県の近代美術館は前回の「鎌倉館」だけではなく他に2ヶ所あります. 一つは鎌倉市から更に南の葉山町にある「葉山館」、そしてもう一つは「鎌倉館」から北に400mほど歩いたところにある「鎌倉別館」です. といわけで、今回は鎌倉館の別館である神奈川県立近代美術館 鎌倉別館をご紹介していきます.

1951年から展示を行ってきた鎌倉館でしたが、時代とともに収蔵品の増加や常設展空間の確保から、スペースの拡充を迫られます. そこで、鎌倉館から北にあった県営の駐車場跡地に別館を新設する計画が持ち上がり、1984年に開館したのがこの別館です. ちなみにこちらは鎌倉館とは違い、2016年の1月では閉館しませんのでご安心ください. それではいってみましょう〜

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神奈川県立近代美術館 鎌倉館

           
0050:神奈川県立近代美術館鎌倉館 メイン

0050 - 神奈川県立近代美術館 鎌倉館
竣工:1951年(旧館) / 1966年(新館・別棟)
設計:坂倉準三
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53
選定:DOCOMOMOセレクション(20選:No.10)
特記:2016年1月 閉館

皆様どうも. 今回でこのブログ50事例目の建築紹介となります. 10月末から初めて3ヶ月と、途中更新が途絶える時期もありますが、なんとか続いています. そんな節目にご紹介する建築があるのは大仏でも有名な神奈川県鎌倉市、鶴岡八幡宮の敷地内にある神奈川県立近代美術館 鎌倉館です.

実は今回紹介するこの鎌倉館は今月で閉館します! 閉館しました.

しかし全部は取り壊さず、一部の建物を鶴岡八幡宮に譲渡・保存の方向で調整中のようです. 「鎌倉近美」「カマキン」として親しまれるこの美術館の勇姿を見るため、早朝から鎌倉へとすっ飛んでまいりました.

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横浜大さん橋国際旅客ターミナル

           
0044:横浜大さん橋ターミナル メイン

0044 - 横浜大さん橋国際客船ターミナル
竣工:2002年
設計:FOA(Foreign Office Architects)
住所:神奈川県横浜市中区海岸通り1-1
賞歴:2004年BCS賞

皆様どうも. 今回は日本を代表する臨港都市 横浜みなとみらいから、世界各国のクルーズ船が寄港する日本最大の客船埠頭 横浜大さん橋国際旅客ターミナルをご紹介. 日本を代表する『海の玄関口』となるこの建築スポットの魅力を追って参りました. それではいきましょう.

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みなとみらい線 みなとみらい駅舎

           
0039:みなとみらい駅舎 メイン

0039 - みなとみらい線 みなとみらい駅舎
竣工:2004年
設計:早川邦彦
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5

皆様どうも. 今回がみなとみらい線シリーズ4駅目にして最後の駅となります. 最後を飾るのはこのMM21の中心「横浜ランドマークタワー」や「クイーンズスクエア横浜」の最寄となるみなとみらい駅舎です. 路線名を冠するこの駅舎の魅力を、今回は地上から追っていきます.

設計を手掛けたのは建築家 早川邦彦(はやかわ くにひこ)氏です. 「用賀Aフラット」や「パークコート杉並宮前」などの独創的な集合集宅を手掛け1994年には日本建築学会賞、97年には村野藤吾賞を受賞しています. 早川氏の公共建築の代表作はこの駅舎ともう一つ、鹿児島県にある「霧島アートホール」があります. 鹿児島へ行った際には是非見に行きたいですね~

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みなとみらい線 馬車道駅舎

           
0038:馬車道駅舎 メイン

0038 - みなとみらい線 馬車道駅舎
竣工:2004年
設計:内藤廣
住所:神奈川県横浜市中区本町5丁目

皆様どうも. みなとみらい線シリーズ3駅目、「神奈川県立歴史博物館(設計:妻木頼黄)」や新港ふ頭へ通じる「万国橋」の最寄りとなる馬車道駅舎です. 『馬車道』という駅名は当時の外国人居留地と横浜港を結ぶ道路の一つとして整備され、外国人が馬車で通る様子を「異人馬車」と呼ばれたことが由来です. 現在でもそれに該当する道路は残っていますが、間違っても町名ではありませんのでご注意を.

デザインを手掛けたのは「JR旭川駅舎」と手掛けた内藤廣氏、洗練された構造デザインのある駅舎を設計する内藤氏が、地下駅舎をどのようにデザインしたのでしょうか. それでは今回もホームからいってみましょう.

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みなとみらい線 新高島駅舎

           
0037:新高島駅舎 メイン

0037 - みなとみらい線 新高島駅舎
竣工:2004年
設計:山下昌彦 / UG都市建築
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい5-1

皆様どうも. 今回もみなとみらい線シリーズの続きでございます. 2駅目は横浜駅のお隣にある新高島駅舎です. 観光エリアから少し離れ、オフィス拠点と再開発の真っ只中にある旧高島町地区. その中心に位置するこの駅は、そんなウォーターフロントにそびえるオフィス街の雰囲気を反映したモダンデザインのある駅舎になっています. それではいってみましょう.

新高島駅へ向かう際に注意してほしいのは、この駅は『みなとみらい線で唯一各駅停車だけが停車する駅』です. なので知らずに急行や特急に乗車すると、あっさりと通過してしまうのでご注意を. 今回私は駅から降りての撮影だったので、地下(ホーム)から地上という順でご紹介しましょう.

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プロフィール

的野 峻一(MATŌ)

Author:的野 峻一(MATŌ)
『ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)』は関西の建築好きが日本全国にある建築スポットを実際に探訪し、感想を交えながら紹介しています. 詳しい活動内容はエントランスページよりご確認ください.

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【2023.1.22】 「鉄道でまわる 都道府県別建築スポットマップ」の「21.山梨県【中部】」を公開しました.

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活動実績(写真提供・寄稿等)

◆『近代建築2017年5月号』にて写真提供をさせていただきました. 『近代建築』バックナンバー

◆『トラベル.jp たびねす(現:トラベルjp 旅行ガイド)』のライターとして、以下の建築スポットガイド記事を寄稿しました.【2016〜2018年在籍】

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