2016/01/03

0043 - アストラムライン 新白島駅舎
竣工:2015年
設計:シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ
住所:広島県広島市中区西白島町5-2
皆様どうも〜 三ヶ日も最後日、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか. 年末年始ということで話は変わりますが、年末29日に新建築の新刊が発売されました. 当ブログでは『エナジースケープ』でおなじみ三分一博志氏の直島作品が表紙を飾っています. が、それと同時に同刊にある一つの建築が目にとまりました. 見るとそれは既に私が取材した建築ではありませんか!
今が旬の新建築を先取りしていたというのは滅多にないことです. ならばこの際、
これから見に行くであろう建築人の訪問予習ガイドとして書かなきゃ損! 乗るしかない、このビッグウェーブに!…というテンションで今回の記事は書き上げています. そういうわけで今回は、新刊に同じく掲載されている
アストラムライン 新白島駅舎をご紹介します.
広島の県庁エリアから北西部のニュータウンを結ぶ新交通システム『アストラムライン』は、1994年のアジア競技大会の開催にあわせて開業した路線です. この路線にはJR山陽本線と交差する場所(現在の新白島駅)があったのですが、当時は様々な問題があり建設は見送られました. しかし地元の建設要望の声が強かったこともあり、乗り換えとなるJR新白島駅と一緒に、2015年3月にようやく開業となりました. 路線の開業から21年越しの新駅となります.