2016年01月 - ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)- 建築紹介・建築探訪録        

長崎港上屋C棟

           
0047:長崎港上屋C棟 メイン

0047 - 長崎港上屋C棟(ドラゴンプロムナード)
竣工:1998
設計:マイケル・ロトンディ+三菱地所設計
住所:長崎県長崎市元船町14-38

皆様どうも. 今回も長崎県の港湾部から、「長崎港上屋B棟」の東隣にある長崎港上屋C棟のご紹介です. 長崎の観光ガイドには『ドラゴンプロムナード』という別名で紹介されていますが、機能としては前回と同じ『貨物上屋』です. なのに何故こんなゴツいネーミングが付けられているのか、その正体を追っていきましょう.

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長崎港上屋B棟

           
0046:長崎港上屋B棟 メイン

0046 - 長崎港上屋B棟
竣工:1994年
設計:北川原温
住所:長崎県長崎市元船町14-38

皆様どうも. 今回紹介するのは前回の「長崎港ターミナル」のお隣にある『上屋(うわや)』です. 上屋といえば広島県尾道にあった「ONOMICHI U2」が、上屋をリノベーションしたものでしたが、今回は現在も営業中 長崎港上屋B棟をお送りします.

手掛けたのは東京芸術大学教授でもある北川原温(きたがわら あつし)氏. 長野県出身の建築家で「岐阜県立森林文化アカデミー」や「長野県立稲荷山養護学校」など内陸県に数々の代表的建築がありますが、中でも代表的なのが「中村・キースへリング美術館」でJIA大賞・芸術院賞・村野藤吾賞を受賞しています. 最近は美術館近辺に「小淵沢アートヴィレッジ」もオープンさせているので、是非セットで見に行きたいです.

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長崎港ターミナルビル

           
0045:長崎港ターミナルビル メイン

0045 - 長崎港ターミナルビル
竣工:1995年
設計:高松伸
住所:長崎県長崎市元船町17

皆様どうも. 今回は長崎県の中心港である長崎港から、五島列島などの離島も結ぶ長崎港のターミナル建築 長崎港ターミナルビルをご紹介していきます.

長崎港は歴史を学んだ人なら誰でも知る『出島』のオランダ人貿易を起源とした、九州屈指の歴史のある貿易港です. 内湾型の形状と、周辺を山々に囲まれたその風景は『坂の街 長崎』として全国で有名ですが、戦後直後の港湾部は倉庫ばかりで、市民の憩いの場がない状況でした.

そこで長崎県は、港湾開発を盛り込んだ『ナガサキ・アーバン・ルネッサンス2001構想』を策定、公園の設置・商業施設の誘致を経て、現在の長崎港へと再開発を行いました. このターミナルも同様の構想で、1995年に開業しました. 愛称は『Big Bitt(ビッグビット)』です.

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横浜大さん橋国際旅客ターミナル

           
0044:横浜大さん橋ターミナル メイン

0044 - 横浜大さん橋国際客船ターミナル
竣工:2002年
設計:FOA(Foreign Office Architects)
住所:神奈川県横浜市中区海岸通り1-1
賞歴:2004年BCS賞

皆様どうも. 今回は日本を代表する臨港都市 横浜みなとみらいから、世界各国のクルーズ船が寄港する日本最大の客船埠頭 横浜大さん橋国際旅客ターミナルをご紹介. 日本を代表する『海の玄関口』となるこの建築スポットの魅力を追って参りました. それではいきましょう.

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アストラムライン 新白島駅舎

           
0043:新白島駅舎 メイン

0043 - アストラムライン 新白島駅舎
竣工:2015年
設計:シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ
住所:広島県広島市中区西白島町5-2

皆様どうも〜 三ヶ日も最後日、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか. 年末年始ということで話は変わりますが、年末29日に新建築の新刊が発売されました. 当ブログでは『エナジースケープ』でおなじみ三分一博志氏の直島作品が表紙を飾っています. が、それと同時に同刊にある一つの建築が目にとまりました. 見るとそれは既に私が取材した建築ではありませんか!

今が旬の新建築を先取りしていたというのは滅多にないことです. ならばこの際、これから見に行くであろう建築人の訪問予習ガイドとして書かなきゃ損! 乗るしかない、このビッグウェーブに!…というテンションで今回の記事は書き上げています. そういうわけで今回は、新刊に同じく掲載されているアストラムライン 新白島駅舎をご紹介します.

広島の県庁エリアから北西部のニュータウンを結ぶ新交通システム『アストラムライン』は、1994年のアジア競技大会の開催にあわせて開業した路線です. この路線にはJR山陽本線と交差する場所(現在の新白島駅)があったのですが、当時は様々な問題があり建設は見送られました. しかし地元の建設要望の声が強かったこともあり、乗り換えとなるJR新白島駅と一緒に、2015年3月にようやく開業となりました. 路線の開業から21年越しの新駅となります.

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プロフィール

的野 峻一(MATŌ)

Author:的野 峻一(MATŌ)
『ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)』は関西の建築好きが日本全国にある建築スポットを実際に探訪し、感想を交えながら紹介しています. 詳しい活動内容はエントランスページよりご確認ください.

風景写真・デザイン活動のページ

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【2023.1.22】 「鉄道でまわる 都道府県別建築スポットマップ」の「21.山梨県【中部】」を公開しました.

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活動実績(写真提供・寄稿等)

◆『近代建築2017年5月号』にて写真提供をさせていただきました. 『近代建築』バックナンバー

◆『トラベル.jp たびねす(現:トラベルjp 旅行ガイド)』のライターとして、以下の建築スポットガイド記事を寄稿しました.【2016〜2018年在籍】

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