2017年09月 - ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)- 建築紹介・建築探訪録        

小松市立本陣記念美術館

           
0271:小松市本陣記念美術館 メイン

0271 - 小松市立本陣記念美術館
竣工:1990年
設計:黒川紀章
住所:石川県小松市丸の内公園町19

皆様どうも. 今回で加賀・小松と続いた石川南部特集はラストとなります. 「小松市立宮本三郎美術館」から少し北に広がる芦城公園の園内に建つ、見るも超奇抜なポストモダン美術館 小松市立本陣記念美術館の探訪レポートをお送りします. 設計は黒川紀章氏で、このサイトで黒川建築を取り上げるのはかれこれ11件目です. そういえば最近、黒川氏の初期の名作である「寒河江市庁舎」が国指定登録有形文化財になりましたね. 今回は小松の黒川建築です.

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小松市立宮本三郎美術館

           
0270:小松市宮本三郎美術館 メイン

0270 - 小松市立宮本三郎美術館
竣工:2000年
設計:THTアーキテクツ
住所:石川県小松市小馬出町5
賞歴:2002年BCS賞

皆様どうも. 今回も石川県小松市中心部の建築スポットです. 前回はJR小松駅東側にある同市発祥の世界的重機メーカー『コマツ』の工場跡に建てられた「サイエンスヒルズこまつ」でしたが、今回からはその逆側(西側)一帯に広がる小松城旧城下町エリアから、旧来の蔵とガラス張りの新館が特徴的な美術館建築 小松市立宮本三郎美術館をお送りします.

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サイエンスヒルズこまつ

           
0269:サイエンスヒルズこまつ メイン

0269 - サイエンスヒルズこまつ
竣工:2013年
設計:元倉眞琴+伊藤麻理
住所:石川県小松市こまつの杜2
賞歴:2015年BCS賞

皆様どうも. 9月の石川南部特集も、最後のエリアである小松市に突入します. 一国一城令で廃城となったものの、加賀藩2代藩主・前田利常の隠居城として再築されたなどの数奇な歴史をもつ「小松城」の城下町として栄えた小松市. しかしそれ以上に同市で忘れてはいけないのが、世界的建設機械メーカー『コマツ』の存在です. 1917年に『小松鉄工所』として小松駅付近に開設し、以来小松市はコマツの企業城下町として発展. 石川県随一の機械産業都市となっています.

JR小松駅すぐにあるサイエンスヒルズこまつは、そのコマツの工場跡地に建てられた科学館です. 波のように畝(うね)るコンクリート屋根が道行く人の目を惹きつける、そんなユニークな外観が魅力的な現代建築スポットをご紹介します.

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九谷焼窯跡展示館

           
0268:九谷焼窯跡展示館 メイン

0268 - 九谷焼窯跡展示館
竣工:2002年
設計:内藤廣(窯跡覆屋)
住所:石川県加賀市山代温泉19-101-9

皆様どうも. 台風が過ぎてすっきりと晴れた関西地方です. 今回は、前回の内藤廣建築「山代温泉 新総湯」に連続して加賀・山代温泉エリアから、九谷焼の窯跡を展示する九谷焼窯跡展示館をお送りしていきます. それでは早速まいりましょう.

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山代温泉 新総湯

           
0267:山代温泉新総湯 メイン

0267 - 山代温泉 新総湯
竣工:2009年
設計:内藤廣
住所:石川県加賀市山代温泉万松園通万松園通2-1

皆様どうも. いっそう涼しくなってきた矢先、台湾からUターンした台風が週末直撃しそうな9月の半ばでございます. 前回まで片山津温泉エリアを3件にわたって紹介しましたが、今回からは加賀温泉駅の南側に位置する『山代温泉』の建築スポットを紹介します. 高僧・行基の開湯伝説が残り、実に1300年もの歴史を有する古湯・山代温泉. 戦国時代には明智光秀が湯治し、その後は北大路魯山人・与謝野晶子など数多くの文人墨客に愛された加賀国最大規模の温泉地です.

その山代温泉街の中心にあるのが、共同浴場である2つの『総湯』. そのうち以前に存在した総湯から2009年に建て替えられた山代温泉新総湯は、「海の博物館」「牧野富太郎記念館」を手がけた建築家・内藤廣氏の設計により誕生しました. 今回は山代温泉総湯全般の話もしながら、この温泉建築をご紹介していきます.

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プロフィール

的野 峻一(MATŌ)

Author:的野 峻一(MATŌ)
『ARCHI'RECORDS(アーキレコーズ)』は関西の建築好きが日本全国にある建築スポットを実際に探訪し、感想を交えながら紹介しています. 詳しい活動内容はエントランスページよりご確認ください.

風景写真・デザイン活動のページ

インフォメーション

【2023.1.22】 「鉄道でまわる 都道府県別建築スポットマップ」の「21.山梨県【中部】」を公開しました.

写真使用依頼等はページ上部のメールフォームにて受け付けております.(※返信は遅めです. 当日中の返信はあまりできません. 申し訳ありません.)

紹介する建築スポットの情報は、原則的に投稿日時点の情報になります. 現在と比較して古い情報や記事内の誤字・脱字等がありました場合は、該当記事内の各コメント欄またはメールフォームでご意見いただけますと幸いです.

活動実績(写真提供・寄稿等)

◆『近代建築2017年5月号』にて写真提供をさせていただきました. 『近代建築』バックナンバー

◆『トラベル.jp たびねす(現:トラベルjp 旅行ガイド)』のライターとして、以下の建築スポットガイド記事を寄稿しました.【2016〜2018年在籍】

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