2015/11/18
龍谷ミュージアム

0018 - 龍谷ミュージアム
竣工:2011年
設計:日建設計
住所:京都府京都市下京区西中筋通正面下る丸屋町117
さてさて今回も京都特集、前回の「京都国立博物館 平成知新館」から西に歩いて約20分ほど、浄土真宗本願寺派の本山「西本願寺」から堀川通りを挟んで向かいにあります龍谷ミュージアムです. この施設は関西圏の人ならご存知であろう、龍谷大学が創立370年記念の一環として開設した仏教専門の総合博物館で、2011年に開館しました. なぜ龍谷大かというと、西本願寺の山号は『龍谷山』、そして大学は西本願寺境内の学寮をルーツとしており、昔から西本願寺と縁の深い宗門大学なんですね.
設計は日建設計. 山梨知彦(やまなし ともひこ)氏や羽鳥達也(はとり たつや)氏、2011年に逝去された林昌二(はやし しょうじ)氏など著名な建築家が所属し、建築関連の賞を幾度も受賞する質の高い建築を生み出し続ける日本をリードする組織事務所です. ミュージアムを担当したのは大阪オフィスの赤木隆(あかぎ たかし)氏と下坂浩和(しもさか ひろかず)氏で、特に赤木氏は 「龍谷大学 大宮図書館 [2006年]」や「大阪府立中央図書館 [1996年]」などの図書館建築で数々の賞を受賞しています.
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