【データ最終更新日:2017.3.8. 収録件数:31件 うち非現存:2件 ※写真あり】
【掲載済み個別記事リンク一覧】
以下の建築スポットは各個別記事を設けてご紹介しています.
Googlemap内にもリンクを設置しています.
E. 日本真珠会館……
こちらF. 神戸税関本関……
こちらG. デザインクリエイティブセンター神戸……
こちらH. 新港貿易会館……
こちらI. 神戸朝日ビル……
こちらJ. 大丸神戸店……
こちらK. 旧居留地38番館……
こちらO. 神戸市立博物館……
こちらP. チャータードビル……
こちらQ. 神港ビル……
こちらR. 商船三井ビルディング……
こちらS. 海岸ビル……
こちらT. 神戸郵船ビル……
こちらU. 海岸ビルヂング……
こちらX. 神戸ポートタワー……
こちらZ. 旧第一銀行神戸支店……
こちらc. JR神戸駅舎……
こちら【ひとこと建築紹介】
ここでは上記以外(個別記事を設けていない)のスポットを簡単紹介します.
A. JR三ノ宮駅舎1931年の東海道本線高架化によって誕生した旧国鉄三ノ宮駅. 設計は
鉄道省(恐らく建築課). 外壁などに当時の面影はありませんが、中央コンコースには植物模様が装飾されたラッパ形状の柱頭など竣工当時の面影が残っています.
B. そごう神戸店(旧三宮阪神ビル)サイディングで外壁が覆われていますが、これでも1933年竣工の近代建築. 「東武浅草駅」や
「南海ビルディング」を手掛けた
久野節氏の設計で、三ノ宮交差点に面した地下階段には当時のデザインが辛うじて残っています.
C. ストロングビルディング市庁舎近くに建つ
竹中工務店設計の立体駐車場. 梁のない極薄のフラットスラブと、極細の柱の組み合わせた現代版ドミノシステムのような構造美溢れる建物. 最大133台の車が駐車可能という隠れた力もち(ストロング)です. 第1回鈴木禎次賞を受賞.
D. 神戸市庁舎日建設計が手掛けた神戸行政の中心. 南側に建つ30階建てのタワー部分は1号館で、24階の展望ロビーが無料開放されています. 阪神・淡路大震災によって6階より上の階がごっそり取り除かれたことでも有名な2号館は、近年の取り壊しが決定しています.
L. ジーニアスギャラリー「大丸神戸店」すぐ南に建つ青い格子外壁が特徴的な商業施設は、フランス出身の
アラン・カレが設計. 所々にオブジェや写真が飾られ、外壁全体をショーケースとして演出しています.
M. あいおいニッセイ同和損保神戸ビル(旧神戸海上火災保険ビル)スパニッシュ様式を想起させる4連アーチが特徴.
「旧大阪証券取引所」などを手掛けた
長谷部・竹腰建築事務所の設計で、「銀泉神戸ビル」が解体された今では唯一神戸港で残る現存作. 最上部にある植物模様の水平ラインなど、細かな面白さが残っています.
N. 旧神戸居留地十五番館重要文化財. 旧米国領事館として建造され、旧神戸居留地時代の建物として唯一現存する洋風建築. 阪神・淡路大震災で全壊したものを拾い集め、3年がかりで復元させた居留地のシンボルです. 現在は『TOOTH TOOTH maison15th』というカフェとして営業しています.
U. 神戸コロッケ元町本店元町中華街のメインストリートに建つコロッケ店は、世界的建築家・
安藤忠雄の設計. 約7坪という面積は安藤建築として最も小さい建物らしく、パンチングメタルに身を包んだ屋台のような建築. 側壁の三角窓が個人的にお気に入り.
W. 神戸海洋博物館メリケンパーク内に建つ、神戸開港120周年を記念して建てられたミュージアム. 設計は
神戸市港湾局. 見所は帆船の帆を連想させる大迫力のスペース・フレーム.
「神戸ポートタワー」と並ぶ神戸港のランドマークです. 夜のライトアップも素晴らしい. [入館料:一般 600円]
Y. 毎日新聞神戸ビル「横浜火災海上保険神戸支店(設計は
河合浩蔵)」として1925年に竣工した旧神戸支局ビルの外壁を、建て替えの際に1階部分にファサード保存. 荒石仕上げの外壁・入口上部の社章跡などが原型のまま保存されています.
a. フットテクノビル(旧帝国生命保険神戸出張所)国指定登録有形文化財. 帝国生命保険会社の出張所として完成した戦前ビル. 清水建設の前身である
清水組の設計. 港町神戸を象徴する船のイメージを有する、数少ない大正モダニズムの先駆けとなった建築の一つ. 2004年に竣工当時の姿に復元させました.
b. 松尾ビル(旧小橋呉服店神戸支店)国指定登録有形文化財. 神戸元町商店街の西端に建ち、現在はドラックストアが営業しています. 商店街に面した3連アーチや波型の飾りなど、大正期の分離派モダンに溢れた
竹中工務店の力作です.
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